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新型コロナウイルス(COVID-19)流行期に生きるストレス

  新型コロナウイルスの流行が報告されてから10か月がたちますが、いまだに収束の兆しは見えません。国や自治体が感染対策を強化すると感染は一時的に減りますが、感染対策を緩めるとすぐに感染が増加し、社会全体が新型コロナウイルスへの対応のしかたを手探りで見出そうとしているように思われます。

在宅勤務のメリット、ディメリット

  仕事の面では、感染予防のために在宅勤務(リモート・ワーク)が増えてきていますが、在宅勤務にもメリットとディメリットがあります。通勤しなくてよいことは楽になる要素もありますが、その一方で、気分転換がしにくい、つい長時間働く結果になってしまう、同僚や上司とのコミュニケーションが減ってしまう、それによる孤立感・不安・もやもやした気分が蓄積していく等、様々なディメリットもあります。

在宅勤務のストレス

  また、在宅勤務と外出する機会の減少とが合わさって、家族同士が一緒に過ごす時間が増えることでのストレスもあります。ほどよく心の距離をとることで何とかバランスをとっていたものが、夫婦や親子の対人距離が縮まることによって、元々あった葛藤が強まり、ストレスが増し、限界を越えそうになることもあるかと思います。

  そして、高齢者や小さい子どものいる家庭では、感染の危険について特に大きな心配があるでしょう。

  さらに、子どもの学校が休みになったり、幼稚園や保育園で預かってもらったり、自分や配偶者が在宅勤務になったりすることが重なり、女性に様々なストレスが蓄積しやすい傾向があるようにも思われます。

出社勤務のストレス

  その一方で、在宅勤務から出社勤務に変わることでも、ストレスがあります。新型コロナウイルス感染の不安はもとより、新型コロナウイルス流行のために、出張が制限される、オンラインでの業務が増える等は、普通にみられる変化でしょう。新型コロナウイルス流行によって仕事が減ることも多くみられます。そのような新型コロナウイルスに関係したストレスに加えて、職場の異動や上司の交代などが重なった場合、複数のストレスが重なって、さらに強いストレスとなって私たちの心に降りかかってきます。

休職や失職の不安

  仕事の種類によっては、対人接触が濃厚な職種の場合には、休業や時間短縮を余儀なくされ、収入の減少が避けられなくなります。また非常勤の勤務継続を打ち切られたり、失職したりする方もどんどん増えつつあります。

  そしてさらに、新型コロナウイルス流行が、この先いつまで続くのか、どのような経過をたどっていくのか、自分の生活がどうなっていくのかが、不透明で見通すことができないことも不安をかきたてます。また社会の中で、新型コロナウイルスへの対応をめぐって、感染対策に重点をおく考えと経済対策に重点をおく考えが、全世界的に対立関係にあり、不安につながります。

見通しのもてないストレス

  しばらく前から、自殺する方のニュースも度々報じられますが、そのことも暗い気持ちに拍車をかけます。さらに、新型コロナウイルス流行の影響は、今後、経済的な面でも生活面でも心理的な面でも、さらに大きな問題となって、私たちの上にのしかかってくるように思われます。そして新型コロナウイルス流行の影響によって、私たちの社会や職場や家庭が既に抱えていた問題があぶりだされ、その問題が表面化していくところがあるように思われます。

ストレス症状とそれへの対応

  これまで述べてきたようなストレスから、不眠、不安、食欲低下、気分の落ち込み、悲観的になる、朝起きるのが困難になる、仕事に行く気が起きなくなる、様々な体の不調などが生じてくることがあります。

  対策としては、自分の限界を越えるようなやり方を避け、必要な人間関係を回復し、過剰な人間関係があればほどよい関係に戻し、ストレスがある中でも自分らしい生活のしかたをもう一度取り戻していくことが必要ではないでしょうか。(具体的な対策については、別コラム「新型コロナウイルス流行期間の温覚勤務」もご参照ください。)

  初台クリニックでは、新型コロナウイルスに関係して様々なストレスの相談にも応じております。病気の状態とまではいかなくても、小さな悩みでも構いませんので、是非お気軽にご活用ください。 

 (中    康)


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2019年4月1日から、毎週水曜が休診日となりました。

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