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新宿・渋谷からもアクセス良好 | 心療内科・精神科および神経内科のクリニック
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グループ療法開始のお知らせ

初台クリニックでは、当クリニックに通院中の方で、通学あるいは就労の継続が困難な状態にあり、かつグレイゾーンの発達障害傾向をもった方を対象としたグループ療法を開始します。集団で様々な活動をする中で、個々人の悩みごと (友人関係・家族関係等) や苦手とする課題を整理し、その人に合わせた解決方法を考えていきます。なお、主治医の面接、心理テスト、グループ療法の3つを組み合わせた形で相談にのっていきます。

開催する曜日および時間は、成人期(20代~30代)のグループが月曜日、思春期(中学生・高校生年代)のグループが金曜日で、いずれも午後1時から4時となっています。

利用御希望の場合、当クリニック通院中の方は、主治医に御相談下さい。当クリニックに通院していず、参加を希望される方は、当クリニックの初診外来を受診して御相談下さい。

グループ治療開始のお知らせ

初台クリニックでは、2021年5月頃から、下記のような方を対象にグループ療法を開始します。

対象: 学校に行けない、仕事に行けない等でお悩みで、
    何らかの苦手な領域があってやりづらさを感じている方。

年令: ①中学生・高校生年代の方のグループ。
    ②20代から30代の方のグループ。
時間および頻度: 平日に週1回、13時から16時 (予定)

具体的には、下記のようなことでお困りの方…

  • 学校に行けない。家から出られない。
  • 仕事に行けない。仕事がうまくこなせない。
  • 親以外との関わりがない。親子喧嘩を繰り返してしまう。
  • 友だちがいない、できない。人と話す時に緊張してうまく話せない。
  • 人とコミュニケーションをとるのが難しい。
  • 勉強が苦手。特定の科目が苦手。
  • 人の話が頭にはいりにくい。
  • 片付けが苦手。ノートをとるのが苦手。段取りを立てるのが苦手。
  • 複数の課題があるとどうしていいかわからなくなる。

等。
興味のある方は主治医に御相談下さい。

新型コロナウイルス流行期間の遠隔勤務と人との距離について

  新型コロナウイルスの流行に伴って急速に増えた在宅勤務(テレワーク、遠隔勤務)では、通勤しなくてよいというメリットもある一方、自宅での仕事の環境の良し悪しの問題(長時間仕事をしやすい机や椅子があるか、一人で静かに仕事に取り組める環境にあるか等)、仕事と生活が同じ場所になることの問題、家族といつも一緒にいることになることの問題等のディメリットも様々な形で生じてきます。

  また在宅勤務になることで、人とのつながりが希薄になり、孤立する傾向もみられます。

  新型コロナウイルスの感染防止の意味では、身体的に人と距離をおく(physical distance, フィジカル・ディスタンス)必要が出てきますが、人とのつながりはむしろ保っていく必要があります(social connecting, ソーシャル・コネクティング)。

  そのあたりのことについての考え方・対応のしかたについてまとめられた文書が、アメリカ合衆国の職域メンタルヘルスセンター (Center for Workplace Mental Health) から出されていますので、訳を紹介したいと思います。

  在宅勤務という形に限らず、自宅で過ごすことの多い方には、参考となる情報が含まれていると思いますので、一読をお勧めします。

新型コロナウイルス流行期間の遠隔勤務

新型コロナウイルス感染症 不安やストレスをうまく乗り越えよう

このところ、コロナウイルスの感染が東京を中心に加速度的に増加しています。自分が感染してしまう不安、家族が感染する不安、今後どうなっていくのか等、先の見えない不安や落ち着かなさに私たちは日々さらされています。また、今のような状況がいつまで続くのか、その見通しがないことも不安に一層の拍車をかけています。先行きが見えない中、不安なニュースは増加の一途をたどり、一方で外出制限から生活は自宅にこもる時間が増えています。

コロナウイルス流行のため、仕事に影響が及んで収入が減ったり、またコロナウイルスを理由に仕事を失ったり、様々な深刻な影響が及んでいています。

子どものいる家庭では、学校が休みになると親が仕事を休んで対応せざるを得ず、経済面と子ども対応の両面で困難な状況が生じてきています。

仕事がテレワークになる方は、一見良いように見えますが、自宅での仕事と子ども対応の両立はかなり難しい面もあります。

反対に、職場に出勤することが必須な仕事に就いている方の場合には、仕事での対人接触から、自分が感染してしまう不安、感染した自分が家族を感染させてしまう不安も湧いてきます。

一方、生活がどんどん自宅にこもりがちな自閉的な生活になり、対人交流が減り、気分転換の機会も減り、その一方で不安を刺激されるニュースは日々増加して耐えることがなく、ストレスは増大していて、身の回りに大きなことが起きていなくても慢性の疲労状態に陥るということが、既に起き始めているのではないでしょうか。

このような状況の中で、個々人の頑張りと、社会全体での取り組みの、両方が求められています。私たちが実際にできることは、自分が感染しないようにできることを一つずつ行っていくしかあれません。そしてコロナウイルスとの時間のかかる戦いに取り組んでいく上で、私たち自身の気持ちに無理がきたり、心が折れたりしないようにしないといけません。

そのような状況の中、アメリカ合衆国で感染症対応の中軸を担っているCDC(Centers for Disease Control and Prevention)から、コロナウイルスのストレスを乗り越えていく上で参考になる文書が出ていますので、それをご紹介したいと思います。参考にしていただければ幸いです。

また、コロナウイルスに関したことで、一人で悩んでいてもなかなか埒があきません。悩みを一人で抱えているのではなく、あなたの周りにいる人々と悩みを共有し、一緒に問題の解決をはかっていけるとよいと思います。そしてもし必要であれば、初台クリニックではコロナウイルスで悩まれている方の相談にのることができます。コロナウイルスについて、不安を抱えている方、コロナの不安にどう対処したらよいか悩まれている方の御相談をお受けします。

不安やストレスをうまく乗り越えよう

新型コロナウィルスによるストレスへの対処のしかた

  新型コロナウィルスの感染が拡大しつつある状況の中で、感染予防の必要性が高まり、私たちの仕事や生活にも大きな影響が出始めています。そのような中で、不安、恐怖、混乱、疑問、焦り、怒りなど様々な感情にとらわれることが増えているのではないでしょうか。

そのような新型コロナウィルスにまつわるストレスにどのように対応するのがよいか、世界保健機構(WHO)のホームぺージに提言が載っていますので、紹介させていただきます。

新型コロナウィルスの流行に際してのストレスへの対処

新型コロナウィルスの流行に際しての、子どもたちへの心理的援助